ハナビ・ラガー・カンパニーはラガービール発祥の地と言われるドイツ バイエルンアルプス地方の伝統的醸造方法を用いて造られる、クラフト・ラガービールに特化した完全少量生産のブランドです。カリフォルニアで最も入手困難とされるスクリーミング・イーグルの醸造家として活躍しているニック・ジスラソンのプライベート・プロジェクトであり、ワイン醸造家の視点から造る新感覚のブティック・ブリュワリーです。
使用する大麦は世界各国のエアルームと呼ばれる原生種に拘り、仕上がったビールからは素材の「テロワール」が感じられるように、じっくりと丁寧に手間暇かけて醸造します。
ニックは花火師の資格を持ち、北アメリカで最大と言われるワシントン州ロペズ・アイランドの花火大会の構成と演出監督も務めています。
ラガーの醸造、伝統的な花火作り、ワインの醸造には共通点があります。それは自然のリズムと共に儚い美しさを楽しむということです。ハナビ・ラガーを味わうことで、原料である大麦、ホップ、酵母、水それぞれが生み出す複雑な味わいと、最高品質のビール造りへの信念を感じることができます。
シェヴァリエは古代大麦品種です。英国で200 年以上前から幅広く使われていたエアルーム種ですが、昨今は使われなくなっていました。その後、英国ノリッジのジョン・インズ・センターのシードバンクで長い年月をかけて復刻され、2014 年にハナビ・ラガーがいち早く、アメリカ国内で商業的に使用を始めました。また、北アメリカでこの品種をラガー・スタイルに仕上げているのはハナビ・ラガーのみです。より多く麦芽の風味を全面的に出すことと、独特のテクスチャを活かすことを心がけています。
シェヴァリエ品種は従来の大麦品種と比べて醸造がゆっくりと進みます。アロマが凝縮していて、パワーと爽快感が余韻にあります。杉、ヘーゼルナッツ、レッドウッド、蜜蝋、胡椒(ホール)のアロマがあります。ドイツのバイエルン州で醸造されているヘレス・スタイルに仕上げました。(輸入元資料より)
賞味期限2023年9月