この生産者、ラルコを率いるルーカ・フェドゥリーゴは、ヴァルポリチェッラのブドウ栽培者の家に生まれ、十数年の間、ジュゼッペ・クィンタレッリのもとで働いていました。彼の造るワインは、確かにクィンタレッリのような威厳や厳格さをもち合わせつつ、非常にミネラル感を重要視したまだイタリアには少ない素晴らしい質感のワインを造る。
コルヴィーナ50%、ロンディネッラ35%、モリナーラ、クロアティーナあわせて15%
収穫後、ただちにブドウは圧搾され、数日のマセレーションの後、アルコール
発酵が始まる。およそ7日後、ステンレスタンクに移され、3月中旬まで保存
される。3月中旬になると、ワインはアマローネのヴィナッチャの上で短期間、
再発酵する。この2度の発酵はリパッソと呼ばれ、ワインにストラクチャーと、
アマローネに特有の複雑さを与えるが、それだけでなく、すぐに楽しむことが
できるようにワインが仕上がる。リパッソの後、定期的に澱引きを行いながら、
7月中旬までステンレスタンクで落ち着かせられる。その後、ワインは
2.25-20ヘクトリットルのスラヴォニアンオークで6ヶ月間熟成される。